濱崎仁精×菊地亨 「曇天」
2019.2.13 wed. - 3.3 sun.
※月火店休
12:00-20:00
【手にふれる雲】
厚く層をなし、空を覆う雲に
― 手が届く―
そんな感覚を抱くことがあります。
雲が手にふれて、なにか掴み取ったような感触。
「良い画になる」そんな「線」が描ける時の感覚は、例えばそれに似ています。-濱崎 仁精-
幾層にも重なる絵具と釉薬、その向こうからの眼差し
濱崎さんと菊地さんの作品には、静かに場に在りながら視線で問いかけるような
無口な存在感があります。
お互いに惹き合って実現した今回の展示では
曇天の空からの一筋の光のように、心を射止める瞬間がいくつも見られることでしょう。
どうぞ ご高覧くださいませ。
濱崎 仁精(はまさき まさきよ)-画家
広島県出身/東京を拠点として活動。日常や故郷の瀬戸の景色を抽象画としてつづる。
菊地 亨(きくち とおる)-陶芸家
茨城県出身/笠間市を拠点に活動。炭化焼成という技法を使い、日常の器を作る。
作家在廊予定
(菊地)2月23日(土) 14時ごろ〜
(濱崎)2月13日(水)16日(土) 3月3日(日)
各日13時ごろ〜